従業員教育を成功させるポイント

それでは、どうすれば従業員の教育を成功させることができるのでしょうか？

信頼関係を作る

経営者向けコーチングセミナーでも共感して頂くことが多いのですが、従業員は人間性や社会正義の面で自分達にとって信用出来る人間かどうか、いざという時に自分達の立場を守ってくれる人かどうかを見ているのです。従業員教育において、仕事の面だけではなく、それ以外の部分での信頼関係が無ければ、教育する立場の信頼性を保つことは出来ません。

求められているレベル・判断基準が明確

どのような職場でも年長者や勤務年数の長いパート・アルバイトがいらっしゃると思います。そのようなスタッフは放っておいてもある程度の業務がこなせます。しかし、それ故に毎日の業務がルーティンになりやすく、それが周囲のモチベーションに少なからず影響しているケースもあります。

企業や店舗に何かしらかの付加価値をつけようとした時、「人財」は大きな武器になります。例えば、モチベーションの高い従業員はプロモーションツールでもあるPOPの書き方1つ取ってみても意識の高さが表れています。何でも出来る従業員ほど分かりやすい目標を提示し、出来・不出来に対して社員サイドの判断基準もブレないことが従業員教育においても重要です。

日常的にあらゆる手を尽くすこと

人間は普段言われないことを突然指摘されると、不安に陥ったり、反発したりするものです。従業員教育をスムーズに進めるのであれば、普段から現場が「教育」の場であることを常態化させることも必要です。

また、同じことを10項目伝えたとしても、2つ吸収する人もいれば、15項目くらい先まで予測出来る人もいます。人によって言い方や方法を常に変えていく必要性があるのです また、職種によっては、「お店の活気・熱気」が大きなブランディング要素になります。日常から社員教育をコミュニケーションツールとすることで従業員が持つ意識のベクトルを経営者向けに出来れば、従業員教育は大きく前進します。

KOMAは千葉県を拠点にして、経営者向けコーチングセミナーや従業員の意識・接客レベルチェックといった経営に役立つサポートサービスを承ります。
従業員教育にも役立つサービスをご提供していますので、是非お声掛けください。

顧客が行動を起こすCI・VI・BI

店舗経営やコンサルティングセミナーの中で、CI・VI・BIという言葉を耳にしたことがある経営者様も多いかもしれません。

CI・VI・BIとは

VIとはビジュアル・アイデンティティ（Visual Identity）の略語です。企業の視覚的なイメージで、ブランドカラーやロゴマークがこれにあたります。BIとはブランド・アイデンティティ（Brand Identity）です。企業の中のブランドに特化したイメージ形成です。例えば、同じ化粧品会社が発売するものでも、マーケティング戦略や狙っている顧客層によってデザインやパッケージは全く変わってきます。CIとはコーポレート・アイデンティティ（Corporate Identity）で、企業全体としてのイメージ形成です。VIもこの要素の1つですが、企業理念やスローガンのような言葉や従業員、商品のスペックなど全てがその要素となります。

CI・VI・BIは必要？

CS（顧客満足度）を高めるためには、商品の質やサービスなど様々な要素が必要になってきます。しかし、商品やサービスの質を高めるだけでは、顧客にとって類似店舗や同業他社と区別する必要性はありません。その場合、価格・スペックの面でより良いサービスがあれば、顧客は簡単にリピーターではなくなってしまいます。つまり、ブランディングによって、顧客に「この商品・サービスでなければならない」と思ってもらうツールがCI・VI・BI戦略です。CI・VI・BIを獲得していくためには、経営者様の明確な方針とマーケティング戦略設定、さらに第三者が判断するチェックやコンサルも活用することをおすすめします。

リピーターになってもらうために

獲得した顧客がリピーターになっていくためにはある程度の段階があります。商品・サービスを認知して、その有効性を信用・信頼し、購買行動を起こすというステップを踏まえ、そのサイクルを安定させることで顧客はリピーター化していきます。企業理念やブランドコンセプトを明確に打ち出したCI・VI・BIに共感してもらうことによって顧客の行動を促すのです。そのためには、計画的なマーケティング理論に基づいたCI・VI・BIをコンサルすることで、安定した経営活動を行うことが必要です。

まずは見てもらう

広告は見てもらう、目に留めてもらわなければ意味がありません。そのためには様々な方法があります。例えば、デザインの素晴らしさで目を引く方法です。人間は美しいものを見ると心地良さを感じて長時間見てしまうものですが、美しいと思わせるものには黄金比があります。その黄金比とは1:1.618で、パルテノン神殿やレオナルド・ダヴィンチの「最後の晩餐」、葛飾北斎の「富岳三十六景」などに用いられている比率です。他にもキャッチコピーや設置場所の工夫などがありますので、まずは徹底的なマーケティング調査の上で認知してもらう広告を考えましょう。

信用してもらう

行動してもらう

人間が行動を起こす要因にはいくつかあります。例えば、緊急性です。出先で雨が降ってきてしまい、コンビニで傘を購入してしまう方は梅雨の時期特に多いのではないでしょうか。また、人間は苦痛を逃れるため、快楽を得るために行動を起こすとも言われています。ブランディングに成功したファッションアイテムは、良い意味で自己顕示欲を満たしてくれるものです。

企業やブランドだけでなく、土地そのものがブランドイメージになるケースも多いです。例えば古くから千葉は醤油の製造で有名な土地です。「千葉産の醤油」というだけで、とても強いブランド要素となります。

常に最先端で活躍してきた専門家のアドバイスを聞くことで、目標達成のための具体的な手法や、現状改善の糸口が見えてきます。お客様の入店スイッチが入る仕組みづくりは、さっそく明日から実践できるものばかりであり、実はそんなに難しくはありません。
その方法を知っているのか知らないのか？やるかやらないか？だけの違いです。自社だけで取り組むよりも問題解決に費やしていた時間を省くことができるため、本来の業務に集中しやすくなりますし、それに何より、社内での改革を進めていく中で心強いサポート役がいるという安心感が得られます。売上が伸びれば知名度も上がりますし、必然的に好循環が生まれるでしょう。

販促支援コンサルで付加価値を考える

付加価値が求められる時代

会社、あるいは商品・サービスの本来の価値が、盲点となってはいませんか。競争環境のグローバル化によって、モノだけで売れる時代は終わり、ビジネス上のルールは大きく変化しました。また日本国内の人口減少により、右肩上がりの成長は望めないという厳しい現実に直面しています。中小企業がこれからの時代を生き抜くためには、経営者の視点を広げ、経営資源を組み替えることで、より高い付加価値を生み出せる環境を整えていかなければなりません。

視点を変えれば新たな道が開ける

経営が行き詰まると、経営者自身の能力が問われがちです。しかし見方を変えれば、ビジネスモデルが時代の変化に対応出来なくなっている場合もあります。視点を変えてビジネスモデルの転換を図ることで、様々なアイデアが思い浮かび、新たな道が開ける可能性は十分にあるのです。しかし、残念ながらほとんどの中小企業が、古い枠組みの中でしか対応出来ていない状況です。これらの問題は、まさに販促支援コンサルによって解決すべき問題といえます。

コンサルで付加価値を認識する

現在の店舗を、お客様から選ばれる店舗へと変化させるためには、マーケティングや商品構成、接客、レイアウトの見直しが必要不可欠です。そこで有効なのが、店舗診断です。店舗診断とは、現在の店舗について、第三者がその外観や内部について調査・分析を行い、評価をすることです。メーカーが専門家を派遣して診断する場合もありますが、直接コンサルタントに依頼することも可能です。近年、店舗診断コンサルティングは、マーケティング戦略において欠かせないものとなっています。

第三者の目線で細かくチェック

なぜ、店舗診断が有効とされているのでしょうか。それは、第三者の目線から、客観的に判断してもらえるからです。コンサルタントが診断するのは、単に店舗の外観・内観だけにとどまりません。商品ディスプレイはもちろん、POPの書き方や色使い、看板や照明のデザイン、店内BGMまで、ぬかりなくチェックします。こうして現場を細かく調べ、経営者自身が気づかなかった問題点を洗い出していくのです。

細かいサービスこそ盲点になる

「こんなところまで気にしなくても」と思われるかもしれません。しかし、お客様が気にするのは、こういった細かいサービスの部分なのです。しかしこの部分は、経営者や従業員にとって盲点となりがちです。どんなに素晴らしい商品やサービスを提供していても、細かい問題を放置していると、お客様を逃してしまうことになります。事実、オープン後の店舗を思い通りに運営していくことは、極めて困難であるといわれています。マーケティング戦略の一環として店舗診断を受けるメリットは、非常に大きいのではないでしょうか。

開業コンサルタントと一緒にスタートダッシュ

開業はスタートが肝心

どんな業種でも、開業する際はスタートが肝心です。スタートでつまずいてしまうと、その後の経営に大きな影響が出てしまいます。店舗デザインや広告など、あらゆる準備を万端にしなくてはいけません。自分だけでは完璧な準備が出来そうにないという場合は、開業コンサルタントに相談するのが一番です。開業のプロなので、様々な面でサポートしてくれます。スムーズなスタートを実現するには、専門的なアドバイスがあると心強いものです。

プロの視点が必要なポイント

スタートダッシュの条件の中でも、特にプロの視点が必要な部分は大きく分けて3つあります。

・実践的なマーケティング
参入するマーケットの分析や店舗の立地など、マーケティングには様々なことが含まれます。書籍やインターネットで情報は手に入りますが、実践的な方法かどうかは判断が難しいところです。その点、開業コンサルタントのアシストがあれば、的確なマーケティングの手法を取り入れられます。アドバンテージを見極め、集客力を高められるのが大きなメリットです。

・適切なブランディング
開業した時点で、いかに競合他社との差別化が出来ているかが、スタートダッシュの決め手です。差別化を図るには適切なブランディングが不可欠です。イメージ戦略でも商品開発でも、ターゲットからかけ離れた内容では意味がありません。商品やサービスの魅力が最大限に伝わるブランディングの実現を目指すなら、プロの視点は有用性が高いと言えます。

・効果的なプロモーション
プロモーションは開業前から始めるのが鉄則です。早期に見込み客を確保することが、スタートダッシュに直結します。しかし、ただチラシを配るだけのようなプロモーションでは、効果は薄いです。インターネットや各媒体などを使って複合的なピーアールをすると、多くのターゲットに情報が浸透します。どのような媒体を選ぶか、ブログにするかSNSにするか、などもコンサルタントに相談すると安心です。